中国では、お茶を冷たくして飲む習慣はあまりないようですが、アレンジティーなどでは冷やして飲むことがあります。中国茶もヨーロッパの紅茶と同じ様に淹れれば、美味しいアイスティーを、時間をかけずに作る事ができます。よく、アイスティーは白く濁ってしまうということがあるようですが、茶海(ピッチャー)を使えば、綺麗に透き通ったアイスティーができます。 |
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(1)ここでは柔らかいジャスミンの香りがついた、茉莉白龍珠でアイスティーを作ります。涼しげなガラスの茶器を使います。 |
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(2)ガラスポットに茶葉を入れます。4〜5g程度が目安ですが、お好みで結構です。 |
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(3)湯を注ぎます。今回は白龍珠なので、約80℃程度の湯を注ぎます。そのまま、少し長め(2分程度)に蒸らします。(*1) |
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(4)茶海(ピッチャー)にたっぷりの氷を入れておきます。ピッチャーは必ず耐熱ガラスのものにしてください。(*2) |
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(5)氷をたっぷり入れた茶海にポットの茶を注ぎます。注いでさっとかき混ぜて、茶が冷えたら、すぐに氷を取り出します。(*3) |
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(6)写真の通り、透き通った綺麗なアイスティーが出来上がりました。 |
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(7)氷を入れた飲杯に茶海のアイスティーを注ぎます。 |
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(8)これでアイスティーの出来上がりです。やはり、温かいものと比べると、香りが出にくいようですが、冷たい中国茶はとても爽やかです。 |
(*1)アイスティーを作る時は、通常より濃く茶を出しますが、蒸らしすぎると渋みが出てしまうので、蒸らしすぎには注意してください。 |
(*2)茶を急激に冷やすので、耐熱ガラスでない場合、ガラスが割れてしまう事もあります。注意してください。 |
(*3)氷をすぐに取り出さないと、茶が薄くなってしまうので、注意してください。 |