高血圧の予防に牛乳
乳に含まれているタンパク質の中の含流アミノ酸が、交感神経を刺激し、血圧を下げる効果をもっています。牛乳は血圧を安定させ、動脈硬化を防ぐ働きをします。 若い時から飲み続けていると長生きできるといわれています。成長期の子供だったら四〇〇ミリリットル、普通の大人なら二〇〇ミリリットル、老人、妊婦中の女性は飲めるだけ飲むとよいでしょう。
高血圧予防にトマト
トマトには、ビタミンCとPも含まれています。毛細血管を強くするビタミンCと、血管の透過性を抑え、毛細血管からの出血を防止するビタミンPとが、毛細血管を強くし保護します。それでトマトを常食することによって、血管を強化し、高血圧を予防することができるのです。
高血圧の予防に大根(だいこん)
大根(だいこん)は皮ごと食べるのがいいのは、皮にビタミンPやカルシウムが多量に含まれているからです。ビタミンPは、毛細血管を強くする力を持っているので、高血圧の予防をしてくれます。
高血圧に納豆
納豆は、食塩を加えておらず、食べる時も少量なので、高血圧の人には良い食品です。またコレステロールもほとんど含んでおらず、リノール酸が体内のコレステロールを低下させ、ビタミンEが脳血管障害や心筋梗塞の原因になるアテローム性(粥状)動脈硬化症に対して有効に働きます。 納豆はバランスの良いタンパク質とビタミン類、リノール酸を多く含んだ健康食品です。
高血圧の予防に柿
ビタミンCが不足すると、血管が弱くなり高血圧などの成人病にかかりやすくなります。また身体の抵抗が弱くなり、カゼなどの病気にかかりやすい状態にもなります。 対処法として、柿の葉をお茶にして柿茶として飲むと良いでしょう。 また、柿の渋にも高血圧、中風などを治す働きがあります。この渋が血管の透過性を高めて、血圧を下げるという効果を持ちます。柿渋さかずき一杯を大根おろしと混ぜ、1日3回空腹時にのむようにします。 また、この渋をへびにかまれた時などにぬると毒を消す作用があります。
高血圧によい夏みかん
夏みかんに含まれているビタミンCは、血管の抵抗力を強め、血管を構成している細胞と細胞の結合組織を丈夫にする働きがあります。 また夏みかんには、ヘスペリジンというビタミンPが多く含まれ、これは血液が毛細血管から漏れ去るのを防いだり、またビタミンCが酸化されて無効になるのを防いだりします。 ヘスペリジンは水溶性ですが、夏みかんは生で取ることができ損失もなく効率がよいので、高血圧の人を始め、動脈硬化の心配のある中高年の人にとって最適の食べ物と言えます。
高血圧を防ぐワカメ
ワカメにはアルギン酸が含まれており、ナトリウムを排泄する作用があり、高血圧を防ぎます。高血圧の原因ともなりかねないミソ汁には塩分が多く含まれているので、ミソ汁にワカメは合理的といえます。
高血圧を予防するレモン
レモンに含まれているクエン酸の作用で老廃物を排泄し、血液を新しくして高血圧を防ぎます。またクエン酸の酸味は減塩効果があり、レモンの汁をかけて食べると塩やしょう油も少なくてすみ、塩分のとりすぎを防いでくれます。
高血圧予防にりんご
りんごの成分は主に果糖とブドウ糖ですが、ほかにりんご酸、クエン酸などを含んでおり、ビタミン類はあまりありません。しかし、無機質のカリウムを多く含んでいることから、ナトリウムの害を防ぐ働きをしてくれます。 日本人は漬け物やしょうゆなどから、塩分をとりすぎる傾向がありますが、りんごの働きで、塩分のとりすぎをおさえて、高血圧予防に効果を与えてくれます。
高血圧を防ぐヨーグルト
ヨーグルトは、高血圧の原因である、悪い働きをするコレステロールを防ぐ力があります。
高血圧を防ぐびわ(枇杷)
びわ(枇杷)には血液をきれいにする働きがあるので、血管によけいな老廃物が浮着することがなく、正常に保ちます。
高血圧を予防するヒネショウガ
ヒネショウガの中に含まれるジングロンが老廃物をとり除き高血圧の原因の一つである血管の老化を防ぎます
高血圧を防ぐオリーブ
オリーブの主な成分は脂質で脂肪酸の集合体です。脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。不飽和脂肪酸は血液中のコレステロール値をさげる働きをしますので、血管にコレステロールが付着して固まってしまう動脈硬化、そこからおこる心臓病などを防ぎます。 オリーブの部分、主成分の脂質はオレイン酸という分質から成り立っています。
高血圧に効く明日葉(アシタバ)
明日葉(アシタバ)は、秦の始皇帝が不老不死の霊草として珍重したと言われているほどで、一番の効果が血圧効果作用です。常食としている八丈 島の人々には高血圧の人が少ないことで知られています。
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