仮性近視は子供に多く見られる近視症状です。
近くの物を見ると網膜の緊張が緩み水晶体が厚くなりますが、長時間近くの物を見続けていると、網膜が麻痺し、遠くを見た時に水晶体が厚いままの状態で維持され、ピントが狂ってしまう現象。視力低下の原因となります。
仮性近視は、日常の生活習慣を見直すことで予防することが出来ます。
勉強や読書は正しい姿勢と適度な明るさで行い、目と本は30cm以上離して読むことが大切です。
テレビやパソコンの画面を長時間見続けるのは負担になるので、適度に目を休め、まばたきや目を上下左右に動かすと疲れが出にくくなります。
遠くを眺めるのも効果があるので、雲や遠くの景色などを眺めるのは緊張した毛様体筋を弛緩させて、近視を進みにくくします。室内にこもってばかりでなく、屋外へ出るだけでも効果があります。
5秒で出来る!お子さんの近視チェック!
☆向かい合って座り、お子様の目から15cm離した位置に、人差し指を据えます。 人差し指の動きを、目で追ってもらいます。
☆1から順番に大きくゆっくり左右上下動かし、次は時計回り、反時計回りに円を描くように動かしましょう。
☆この時、保護者の方は、お子様の眼を見て、なめらかに動いているかチェックしましょう。
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