月経困難症は、月経中に下腹部に強い痛みなどが出ること。

　子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因の「器質性月経困難症」と、体質やストレスなどが原因で起こる「機能性月経困難症」があります。

　また、体が冷えたり、ストレスやムリなダイエットなどで自律神経のバランスが崩れると、血行が悪くなって骨盤内に血液が滞り、プロスタグランディンの分泌が盛んに。さらに、月経をうっとうしいと思っていると、必要以上につらく感じることがあるようです。

月経困難症の症状

□ 痛みが月経中ずっとつづく。
□ 痛みが強く、家事ができない。外出できない。
□ 立ちくらみ、めまいが激しい。
□ 痛みで寝込んでしまう。
□ 体が重くて動く気がしない。
□ 体や顔のむくみがひどい。
□ 鎮痛剤が効かない。
□ 吐き気がする。

　月経痛がひどい場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。