近年、日本で急激に増加傾向にあるのが前立腺がんです。前立腺がんとは、前立腺肥大とよく似た症状があり、始めのうちは自覚症状がなく進行が遅いため、発見しにくい病気ですが、逆に早期に発見できれば治療しやすいがんです。簡単に言ってしまえば前立腺にできるがんのことなんですが、主に外腺部分、つまり前立腺の膜のすぐ内側の部分に発生します。
■前立腺がんの生存率
これは個人の体力や、どの段階で発見できるかによって違ってきます。それで一概には何パーセントですとは言い切れません。しかし統計的に見る平均値は上述したように比較的治療をしやすいがんのようです。例えば、がんが前立腺内に限られる場合生存率は90%と比較的高いです。
ですが、ご存知のようにがん細胞は転移を繰り返します。そうなった場合は、例えば前立腺の周囲・リンパ節に転移していた場合生存率は30〜70%と大きく差があります。骨にまでいっているとさらに低くなります。あくまでも平均値ですが、このことから分かるのは、やはり早期発見がポイントということですね。
■前立腺がんの名医をさがして
前立腺がんの名医を探す方法はたくさんありますが、例えばネットなどで検索するとたくさん出てきます。実際に闘病生活を綴った手記なんかも参考にできるかもしれません。また雑誌なんかの格付け特集があります。しかし、これらはみな“彼ら”の視点から見た評価です。
100%信頼できるかは分かりません。誰でもそうですが、最新で高水準の医療を受けたいと思います。特にがんなどの病気になったとすれば、できるだけ早くその道の名医に治療してもらいたいですよね。結局は本人が納得のいくまで医師と相談して、安心して治療を任せることができると、感じることができるようになることでしょうか。