トラブルにあわせて、３つの漢方をご紹介！

杏仁豆腐は、ノドを潤す秋の薬膳！

咳やノドの痛みがあると、安易に市販の風邪薬で済まそうとしていませんか？ 大半はウイルス性のものが多いのですが、そうなると抗生物質では効きませんよね。こういった場合や、慢性的な症状ならば、漢方の力を借りるのもひとつの手です。


■空咳や、皮膚の乾燥にも：止咳寧嗽カプセル

ノドが乾燥して痛みがあったり、違和感があるときなどに。慢性的な気管支炎や喘息、長引く老人性の咳にも使用できます。
■肺の熱を取り、アレルギー喘息にも：板藍根(ばんらんこん) 

発熱や咳、喘息や呼吸困難などにも使用できます.胃腸が弱いと食欲が落ちるなどの症状が出やすいので、慎重に扱うこと。なお、杏は杏仁（杏の種：杏仁豆腐のもと）、石は石膏の意味です。

■水っぽい痰や、だらだらの鼻水には：感冒清熱沖剤 同仁堂

ゾクゾクッと寒気や熱がでたり、ゼイゼイというような喘鳴、水っぽい鼻水がでるようなタイプに向いています。このようなタイプは水毒といって、眩暈やむくみを伴うことが多いのですが、感冒清熱沖剤 は寒さを取り除き、余計な水分を出すことができるのです。