雄九堂が提供している導赤丸は北京同仁堂から造れた黒褐色の大蜜丸で、味が甘・苦です。導赤丸は火熱内盛による口内や舌の潰瘍・びらんなどが生じる、のどの腫れ痛み、いらいらする、口の渇き、尿黄、便秘などに用いられます。

雄九堂が提供している梔子金花丸は北京同仁堂から造れた黄褐色の水丸で、味が苦です。梔子金花丸は肺胃熱盛による口内や舌の潰瘍・びらんなどが生じる、歯肉の腫れ痛み、目赤、めまい、のどの腫れ痛み、鼻血、便秘などに用いられます。

雄九堂が提供している八味錫類散は北京同仁堂から造れた青っぽい灰色の粉末で、味が塩辛い・苦・涼です。八味錫類散は体内に熱邪がありながら、外部から寒邪を受けられるによるのどの腫れ痛み、のどの違和感、腸潰瘍などに用いられます。

雄九堂が提供している紫雪散は北京同仁堂から造れた散剤で、熱病、高熱、落ち着かず、失神、痙攣、便秘、尿の色が濃い等に用いられます。
　方剤学では、同仁堂局方至宝丹、同仁堂安宮牛黄丸、同仁堂紫雪散をあわせて「三宝」と呼びます。